沿革・歴史
沿 革
1933年(昭和8年) 4月
「テスト研究会」創設。小学校用ワークブックならびに学参書を発行。
1948年(昭和23年) 1月
商号を「教育同人社」に変更。東京都千代田区神田に事務所を構える。
1949年(昭和24年) 12月
東京都千代田区神田司町に、株式会社教育同人社を設立。
1952年(昭和27年)
沖縄・奄美 全島にテスト教材10万冊を寄贈。
1957年(昭和32年) 3月
東京都豊島区池袋に本社を移転。
1958年(昭和33年) 4月
テスト教材 1000万冊突破。
1968年(昭和43年) 11月
株式会社教育科学社と企業合併。
1978年(昭和53年) 9月
森重治、代表取締役に就任。
1980年(昭和55年) 4月
永年にわたり図書教材業界の発展と、日本の教育の進歩向上に貢献した功績により、創業者 森 松雄が政府より「勲五等雙光旭日章」を授与される。
1984年(昭和59年) 10月
埼玉県東松山市に「東松山流通センター」を開設。
1993年(平成5年)
中学校教材の自主編集を開始。
1996年(平成8年) 10月
埼玉県比企郡に「嵐山流通センター」を開設。
1998年(平成10年) 4月
習字、画材など教具分野に進出。
2002年(平成14年) 10月
初等教育研究所設立。
2004年(平成16年) 9月
ISO9001(品質マネジメントシステム)認証取得。
2006年(平成18年) 7月
先生向けフリーマガジン「HUGHUG」創刊。
2007年(平成19年) 5月
東池袋副都心再開発に伴い、本社を一時移転。
2008年(平成20年) 9月
森達也、代表取締役に就任。
2009年(平成21年) 3月
「HUGHUG」リニューアル。
小中学校の先生たちを楽しく応援するフリーマガジン「wutan」新創刊。
2009年(平成21年) 6月
株式会社同人ビジネスサポートを設立。
2010年(平成22年) 7月
企業理念ならびに行動規準を設定。
2011年(平成23年) 2月
新社屋にて営業開始。
2017年(平成29年) 10月
需要増に対応のため、埼玉県に「吉見流通センター」を新たに開設。
2020年(令和2年) 10月
株式会社同人ビジネスサポートの商号を
「エデュシップ株式会社」に変更。
2021年(令和3年) 10月
EFGホールディングス株式会社(EDUCATIONAL FUTURE GROUP.)
を設立し、持株会社制度を開始。
埼玉県さいたま市に「大宮エデュケーショナルセンター」を開設し、
エデュシップ株式会社の本社を移転。
歴 史
公教育の学習スタイルを方向づけた教育同人社
現在、公教育の現場で活用されている図書教材は、戦後に教育同人社が作成したテストブックが発展したものであるといっても過言ではないでしょう。
学習指導の目標やねらいを的確につかんだ問題を編集し、書き込み式にした新しい形式の教材は、教育現場のニーズと合致。
多くの先生方から高評価を得て、授業に導入されました。
そのようにして当社の教材を活用する学校が全国に広がるにつれ、児童・生徒の学力向上と学力診断に図書教材を活用するという指導方法は、公教育の授業に広く浸透していったのです。
また、私たちは教材を全国の学校にあまねくお届けするために、各都道府県に人材を配置し、現在の「特約代理店」による販売網の原形を作りました。
教育同人社のこのような販売形式は、その後、図書教材会社独特のスタイルとして業界に定着していきました。
「日本の未来を築くものは教育の復興以外にない」という信念
私たちが事業を推し進める上で常に心に留めているのは、戦後の焦土で抱いた創業者の信念です。「日本の未来を築くものは、教育の復興以外にない」という思いを、今も大切に継承しています。戦後の学校教育が再開されたのは、終戦の翌年である昭和21年でした。当時は多くの国民が、日々生きていくことに精一杯だった時代。
紙も印刷機も乏しい状況で教育同人社の社員は寝る間を惜しんで教材を作り、それを風呂敷やリュックに入れて、全国津々浦々の学校に届けてきました。
そのような時代から今日に至るまで、「教育」に対する熱い思いは、教育同人社の社員に一貫して受け継がれています。
業界の内外や国からもその功績を認められる
教材開発という事業を通して公教育とともに歩んできた教育同人社は、図書教材業界のパイオニアとして、業界内で高く評価されています。また、永年にわたって教育の進歩向上に貢献した功績は国からも讃えられ、創業者である森 松雄は1980年春の叙勲において、「勲五等雙光旭日章」を授与されました。
私たちはこの叙勲を、日本の教育界に貢献してきた図書教材業界全体の栄誉であると受けとめています。
実績と信頼を継承し新しい価値を創造
創業以来、85年以上の永きにわたり、教育同人社は教材開発を通して社会に貢献してきましたが、当社に求められる役割は、近年多様化しています。今後は、企画開発力をさらに高めて質の高い教材を出版していくとともに、図書教材会社が活躍できるステージを自ら広げ、広く社会に貢献していく。それが、次代に向かって歩を進める私たちの新たな志です。