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【プレスリリース】

2018年11月26日
株式会社教育同人社


1人1台タブレットPC導入から8年「未来の学校」の今、
藤の木小学校のICT活用をまとめた書籍を12/1発刊

 株式会社 教育同人社(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:森達也)は、広島市立藤の木小学校のICT活用授業研究の実践をまとめた書籍『藤の木小学校 未来の学びへの挑戦II「鍛えて 発揮する」 ―主体的・対話的で深い学びを実現する かく活動×ICT活用―』(広島市立藤の木小学校著)を2018年12月1日に発刊いたします。


『藤の木小学校 未来の学びへの挑戦II「鍛えて 発揮する」』詳細ページ:https://www.djn.co.jp/r/fsm2/

■本書の内容

 藤の木小学校は、平成22年フューチャースクール推進事業実証校及び学びのイノベーション事業実証校となり、1人1台のタブレットPCなどICT環境が整備されました。本書は、事業終了後5年経った現在の藤の木小学校が、どのようにICTを活用し、どのような授業を行っているかについてまとめられています。
 前半では、「学習規律」、「ICT活用スキル」や、藤の木小学校の研究テーマである「かくスキル」をどのように身につけ、「鍛えて」きたか、指導計画や実際の指導、ICTを活用したイベントなどの紹介がされており、ICT活用を実践する学校や先生方に役立つ内容となっております。
 後半では、鍛えた力を「発揮する」授業において、「かく活動」と「ICT」を掛け合わせた主体的・対話的で深い学びを実現している実践事例を紹介し、授業の中でのICT活用の様子を具体的に示しています。
 本書は、ICT活用を始める学校から、更に進んだ実践に取り組もうとする学校まで、道標になる一冊となっています。

◆推薦者より 堀田 龍也(東北大学大学院情報研究科 教授) ICT活用が目的化しがちな研究校とは一線を画した、その先を行く実践が藤の木小にはあります。
ICTが学びの基盤となる力を鍛えて発揮させる授業のための道具であり環境であることを実証しています。  
◆監修者より 高橋 純(東京学芸大学教育学部 准教授) 新学習指導要領に示される『生涯にわたって能動的に学び続ける』子どもを育てていきたい。本校では、教えるべきことと、そうでないことを上手に分けて、徐々に手離れしていくように、段階的に指導している。そして、ICTですべての学習を行うのではなく、ノートやワークシートに書いたり、資料に罫線を引いたり、タブレットに描いたりという、「かく活動」を重視している。我が国で最も長く1人1台PCの活用を研究している本校が、「かく活動」を重視していることは、大変に示唆的なことだと考えています。


■書籍概要

○タイトル:藤の木小学校 未来の学びへの挑戦II「鍛えて 発揮する」
      ―主体的・対話的で深い学びを実現する かく活動×ICT活用―
○著 者: 広島市立藤の木小学校
○監 修: 高橋 純(東京学芸大学教育学部 准教授)
○ISBN: 978-4-87384-164-9
○発行日: 2018年12月1日
○サイズ: B5版128ページ・カラー
○定 価: 1,650円(税込)
○販売方法: Amazon URL:https://www.amazon.co.jp/dp/487384164X

■藤の木小学校の取組

○「藤の木小学校 未来の学びへの挑戦 フューチャースクール推進事業・学びのイノベーション事業実証研究校の歩み」(平成26年3月)
総務省による「フューチャースクール推進事業」、文部科学省による「学びのイノベーション事業」に同時に指定された10校の小学校の中でも数多くの授業公開を行い、多くの実践を生み出した学校の実証報告書。
詳細URL:https://www.djn.co.jp/educational/fs_mirai.html

【お問い合わせ先】
株式会社 教育同人社 編集部
担当: 松原
TEL : 03-3971-5151(代表)

お問い合わせフォーム : https://www.djn.co.jp/form/pub_e/


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